· 

歴史の沼…

 中学歴史の授業…

 

 毎年のことながら

 

 “どこまで説明するか”

 

 について

 

 悩み続けている…。

 

 

 教科書通りに説明するだけなら

 

 さほど時間はかからないが、

 

 それでは

 

 合点がいかない部分も多い。

 

 しかし、

 

 合点がいくように

 

 その出来事の背景

 

 までしっかりと教えようとすると

 

 圧倒的に時間が足りない。

 

 

 例えば

 

 第一次護憲運動。

 

 起こった背景を説明するには

 

 軍部大臣現役武官制にまで

 

 言及する必要があるが、

 

 これを習うのは高校生になってから。

 

 納得してもらうには

 

 必要と思われるのだが

 

 中学のテストに出ることはない

 

 からね。

 

 表面上は

 

 “蛇足”

 

 以外の何物でもなく、

 

 指導する側の

 

 “自己満足”

 

 と捉えられても仕方がない。

 

 

 “沼”

 

 にはまらないようにするために

 

 どの内容を

 

 どのレベルまで説明するか、

 

 取捨選択が悩ましい…。